私の体験談♪ by つばっちchannel

私の経験したことなどを書いているブログです。

勤務先の倒産…体験談②

どうもこんにちわ^^

つばっちです。

更新が遅くなり、申し訳ございません^^;

今回は、前回の続き「勤務先の倒産…体験談②」をお話させていただきたいと思います。

YouTubeにも同じ内容の動画をUPしています★

文章が苦手という方は、動画を見てください!


勤務先が倒産!?体験談②

 

① 倒産してから数日間は忙しい

会社が倒産すると、数日間はかなり忙しくなります。

まず、会社が裁判所に破産開始手続きをして、受理されると、破産管財人とう方が選任されます。

破産管財人とは、簡単に言うと、会社の社長に代わり、残った資金や資産(不動産、車、商品在庫や備品等)を管理及び売却し、売却した資金と残った資金を合わせた金額から、支払いができていない金融機関や仕入れ先等に均等に分配する役割のある方です。

上記の通り、破産管財人は、商品などを管理する立場になるので、「会社や店舗に勝手に立ち入らないでください。」「現在管理しているのは、破産管財人です。」というような内容が書いてある告示書という用紙がFAXで送られてくるので、それを店舗入り口等に貼り、関係者以外勝手に入らないようにする作業があります。
当時は、インターネット環境がない店舗でしたので、FAXにて届きました。
また、この告示書を貼り付けることにより、関係者以外の立ち入りが出来なくなる為、業者などが勝手に在庫を引き上げたりすることが、出来なくなります。(稀に在庫を勝手に引き上げる業者等もいるようです)

あとは、何も知らされていないお客様やテナントであれば、テナント先の店長、ロードサイド店であれば、店舗のオーナーなどが来店されるので、破産した旨の説明等をしなくてはいけないので、精神的には疲れます。

その他に、店舗であれば破産しているので、店舗の明け渡しを早急に行わなければならず、商品在庫すべてを段ボールにつめて保管する作業や、備品や什器の片付けなどを行う必要があります。
※この作業は、後々破産管財人が在庫の管理をしやすいようにする為でもあります。

 

また、片付けの注意点として…破産開始となると、個人の私物などをお店に置いている場合、破産管財人の許可がなけばお店から運び出せないので、そのあたりは、上司等に相談すると良いと思います。
私個人も店舗什器が不足していたので、私物のメタルラックを什器代わりに使用していたので、上司に相談し、破産管財人の許可を得てから、回収しました。
※普段持ち歩いているカバン等は、私物と分かるので、問題ないです。


② 破産管財人による説明会

店舗の片付け等が終わると、本社にて今回の倒産の経緯等の説明会が行わます。
※私の場合は、店舗の片付けが終わってから数日後に、説明会がありました。


(1)説明会の内容について
本社では、社長の謝罪や、破産管財人からの破産の経緯や今後の説明を受けました。


(2)従業員の解雇について

この説明会の日に、「従業員は全員解雇します。」と言われ破産管財人名義の「解雇のお知らせ」という書面を渡されます。
簡単に言うと、「解雇通知書」のこと。
※この書面は、後々使用することがあるので、保管しておく方が良いです。

 

(3) 未払い給与等について
会社が倒産すると破産管財人が、会社の資産(在庫や不動産等)を売却し、最終的な会社のお金をまとめます。
それには、かなりの時間を有する為、未払い賃金等の支払時期については、未定と言われました。
※実際に、資産を売却して、ある程度めどが立たないと回答ができない為です。


(4) 今後の手続きについて

今後、健康保険資格喪失証明書や離職票などの書類に関しては、破産管財人より随時自宅に郵送されるとの事。
また、給与等の支払われる時期等についても決定したら書面にて通知がくるとの事。

 

(5) 健康保険証について
説明会の最後に、健康保険証が回収されました。
説明会の日に解雇されているので、健康保険証は、返却しなければなりません。
ただ、健康保険資格喪失証明書が届くまでには時間がかかるので、一応、健康保険証のコピーは取って置いたほうが、良そうです。
※私の場合は、実際に保険証のコピーを取ったものの、特に使用せずに済みましたが、万が一何かあった時に使えるようなので、コピーはしておいたほうが良いかと思います。

といような内容の説明会でした。


長くなりましたが、今回はこんなところで、終わります。

 

次回は、その後の手続き 1ということで、

「① 自宅の引っ越しについて」

「② 手続・対応 1」

をお話したいと思います。